C++

2012年10月02日

VS10でCUDAプロジェクトをビルドしたときのエラー(MSB3721)について

連続で技術的なことを記事にするのは珍しいですね。
困っている方が多そうなのでメモ程度ですが、CUDAのビルド時のエラーについての対策を書いておきます。

VS10でC++とCUDAの両方を用いて開発をする際に以下のエラーが出ることがあります。

C:\hoge\CUDA 4.2.targets(361,9): error MSB3721: コマンド (中略) gpu.cuh はコード -1 で終了しました。

ソースコードはmain.cpp、gpu.cu、gpu.cuh の3つです。
ちなみに中身は続きに書いてあります。

エラーはcuhファイルのプロパティから構成プロパティ->全般->項目の種類 のところをCUDA C/C++ からC/C++ コンパイラまたはC/C++ ヘッダーに変更すればとりあえずはエラーなくビルドができるようになると思います。

cuh ファイルをcl.exeでコンパイルするのが気持ち悪いと感じたら、hファイルに変えても動きます。
適当なコンパイラなら拡張子はなんでもいいみたいですね。

対策の一つとしてやってみるとうまくいくかもしれません

2012/10/14
include ファイルの消えていた部分の修正、ファイル名が違っていたので修正

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rabbitcats at 14:41|PermalinkComments(1)

2011年05月29日

pircbotとbabel

ふとIRCに接続してごにょごにょするプログラムを書こうとしたのが前回

調べてみるとpircbotcppなるものがありました。
IRCのC++のsdkでこれを使うと簡単にbotが作れるって書いてありましたのでありがたく使わせてもらいます。

  • pircbotcpp, C++ IRC SDK port of pircbot プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP

    それでサンプル通りに作ってみたら、すぐに接続できましたけど問題が。

    受信したメッセージの日本語が化けてました。「あ」を受信すると「$B$"(B」として受け取る。
    ごめんなさい、文字コードまわりって苦手なんです。

    文字コードの変換ですぐに思いつくのはICUなんですが、リファレンスとか読んでやりたいこと探すのが面倒だったので他に良いのがないか探してみました。

  • ICU - International Components for Unicode

    探したらありました(`・ω・´)

    babelというもので、 C++で作られた各種文字コードの変換ライブラリですね。

  • バベル - extra - C++ - TrickLibrary

    これもありがたく使わせてもらいます。 ライブラリの中に全自動変換してくれるモジュールがあるので、それを使ったらうまく出力されました(`・ω・´)

    Boost.勉強会 #2で発表されてたんですね…これ。
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    rabbitcats at 14:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)